COVID-19を巡る諸動向の続編となります。COVID-19を巡る諸動向は、在越日本大使館のウエブサイトにて詳細な情報が掲載されていますが、在越米国大使館でも現地情報を日々アップデートしています(最新情報の一部は日本よりも早く掲載されている)。以下てその一部をご紹介いたします。
<航空便に関する情報>
- ベトナム政府は、COVID-19感染地域からの(もしくは同地域を通過した)渡航者は搭乗に必要な書類(特に、健康診断書が必要か否か)各航空会社に問い合わせするように勧告している。
- 複数の航空会社はベトナムとの間の航空便の本数を減らしている。運航本数は各航空会社で決定できるが、ほとんどの航空会社は、ベトナムと中国及び韓国間のすべてのフライトを一時停止している。
<マスク着用の義務化>
- 3月16日以降、ベトナムに滞在する全ての人は公共の場所(例:スーパーマーケット、バス停、空港、公共交通機関)でのマスクの着用が義務づけられた。特に国内及び国際線の全ての搭乗者には機内でのマスク着用が必ず求められる。
<営業停止に関する情報>
- 3月15日現在、ホーチミン市は、映画館、ディスコ、バー、ビアクラブ、マッサージ、カラオケラウンジ、ゲームセンターに対して追って通知があるまで営業の一時停止を指示している。一方、ハノイ市でも、映画館、バー、カラオケラウンジに同様の措置が取られている。
<ベトナム国内の宿泊施設>
- 3月14日以降、すべての宿泊施設に対して外国人宿泊者の医療申告を義務づけている。
<ベトナム人への隔離措置>
- 文化・スポーツ・観光省は、ベトナム人に対して感染地域への不要不急の渡航を避けるように求め、同地域からの帰国者へは14日間の隔離措置を行うとしている。【補足】3月14日に日本からの帰国したベトナム人の隔離事案あり。
<クルーズ船への対応>
- ベトナムは複数のクルーズ船のベトナム港への停泊を許可したが、多くは拒否している。
以上、弊社では本件を引き続きフォローしていきます。